WINDOWS 11 · AIと過去のVBAを再利用

前に書いたあの処理を、
次の仕事の手掛かりに。

過去に作ったExcelマクロの場所を思い出せない。OmniGrepのMCPでAIからVBAを検索し、許可したモジュールを読み取って、再利用の候補と今回の要件との差分を相談できます。

MCP対応のAIクライアントから使う例です。プロファイルの設定とAIへの情報送信範囲を確認して始めます。

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終了後は制限付き無料モード。自動課金なし。

ExcelやOffice文書の検索候補を表示するOmniGrepアプリの実画面
検索対象の準備と原本確認に使うアプリの実画面。下記のAIチャット例やMCPの応答を撮影したものではありません。 拡大する ↗

まず、こう探します

この課題には、こう使います。

関数名やDictionaryなどの手掛かりで過去VBAを検索します。候補のモジュール構成を確認し、内容読み取りを許可したプロファイル内でコードをAIに渡します。再利用する前に契約・利用条件と今回の要件を確認し、テスト用データで検証します。

AIと手元の資料をつなぐ

接続の準備は、一度だけ。

  1. OmniGrepのGUIで、検索対象フォルダ・種別・除外設定を登録したプロファイルを作成します。
  2. Claude Desktopの設定ファイルにOmniGrepを登録し、クライアントを完全終了して再起動します。ほかのクライアントはstdio対応と設定方法を確認してください。
  3. AIに「OmniGrepのプロファイル一覧を見せて」と頼み、目的のプロファイルを確認します。
Claude Desktopの設定例を見る
{
  "mcpServers": {
    "omnigrep": {
      "command": "omnigrep",
      "args": [
        "--mcp-server"
      ]
    }
  }
}

Microsoft Store版のアプリ実行エイリアスを利用する例です。NSIS版も起動できますが、クライアントの配布形態によってプロファイルが見えない場合があります。再起動・配布形態の確認は接続ガイドをご覧ください。

GUIの許可と、AIへの依頼は別です。

この例では、プロファイルの「内容読み取り」を許可した対象ファイルをAIに読ませます。本文抜粋の許可とは別の設定です。文書・表・コードの読み取り結果はAIへ渡ります。

GUIには、シート名・セル範囲を指定する設定はありません。読み取るシートや範囲は、AIへの依頼をもとにMCPツールの引数で指定します。これはGUI側で、その範囲以外の読み取りを禁止する設定ではありません。機密性の違う資料はプロファイルの対象フォルダ等で分けてください。

検索・読み取りはPC内で行い、結果は接続先AIクライアントへ返します。クラウドAIの利用条件と組織のルールを確認してください。MCPの追加料金はありません。利用できる種別はアプリのモードに従い、AIサービスの料金は別です。

AIへの依頼例 · 架空の資料で試す

まずは、こう頼んでみる。

OmniGrepで、再利用可能な過去案件のプロファイルから、Dictionaryを使った重複チェックのVBAを探してください。候補のファイル・モジュールを示し、許可した候補ブックのモジュール一覧と指定コードを確認してください。今回の台帳に流用する際の前提・変更点・テスト観点を整理してください。マクロの実行や原本の書き換えはしないでください。

プロファイルと対象資料は、ご自身の環境に合わせてください。本文・表・コードを読ませる前に、対象ファイルと許可設定を確認します。

この例でAIが使うMCPツール
  1. list_profiles
  2. count_hits
  3. search_files
  4. list_vba_modules
  5. read_vba_module

目的に応じた利用順の例です。呼び出すツールと引数はAIが選びます。

SEARCH SCOPE

何を、どこまで探せるか。

対象VBAを含む.xlsm / .docm / .pptm。買い切りライセンスまたは全機能の無料トライアル中
検索と読み取りVBA検索でファイルとモジュールの候補を取得。モジュール一覧から指定したコードを読む
AIに相談すること処理の説明、要件との差分、改修案とテスト観点。コード実行や原本更新は別

HOW TO

検索から確認までの3ステップ。

  1. 過去コードの手掛かりで検索

    再利用できる過去案件のプロファイルを選び、関数名やDictionaryなどをVBA種別で検索。候補のファイルとモジュール名を確認します。

  2. 候補のモジュールを読む

    対象ブックのモジュール一覧を確認し、許可したコードをAIに読み取ってもらいます。外部参照、前提データ、エラー処理を含め今回の要件との違いを相談します。

  3. 自分でレビューしてテストする

    AIの改修案を確認し、テスト用コピーとダミーデータで検証。今回の入力・出力・例外条件に合うと確認してから適用します。

利用例 · 説明用の架空例

過去の重複チェック処理を新しい台帳へ応用

前に作った重複除去の関数を流用したいが、納品ブックが案件別フォルダに分かれている。

検索語
Dictionary
対象
MCP・VBA検索と指定モジュールの読み取り

候補のmodNormalizeをAIと読み、今回の入力条件との違いを整理。原本を自動で書き換えず、コピーでテストしてから再利用します。

4コマで見る利用例

過去のVBAを、次の仕事へ

朝比奈と城戸がMCP経由で過去のVBAモジュールをAIと読み、再利用前にテストを計画する四コマ漫画。
利用例を描いた漫画です。画面は説明用のイラストです。 漫画を拡大する ↗
漫画の内容をテキストで読む
  1. 朝比奈が過去に作成した重複チェック処理を思い出すが保存ブックが不明。

    朝比奈 湊:前に作った重複チェック、どのブックでしたっけ…

  2. 城戸が接続済みAIを通じOmniGrep MCPで過去案件フォルダのVBAを検索する方法を教える。

    城戸 匠:OmniGrepとAIをつないで、過去のVBAを探そう。

  3. AIチャットで候補の.xlsmブックのモジュール一覧と、許可された指定モジュールのコードを読む。UIにはAI、OmniGrep MCP、modNormalize、Dictionary。マクロは実行しない。

    朝比奈 湊:モジュールも読めた!この関数が近そうです。

  4. 城戸が再利用候補をレビューし、テスト用データで確かめる方針を伝える。原本の自動書き換え・実行は描かない。

    城戸 匠:そのまま使わず、今回のデータで試そう。

TRY WITH YOUR FILES

まず、小さなフォルダで確かめる。

  • 自分で再利用できる、機密情報を含まないダミーの.xlsmで試す。
  • 検索結果のモジュール名と一覧の名前が一致するか見る。
  • AIが説明した処理と実際のコードを照合し、外部参照や前提を確認する。
  • テスト用コピーで正常系・空欄・重複・例外データを確かめる。

利用前に知っておきたいこと。

  • VBA検索・読み取りは無料モードの対象ではありません。買い切りライセンスまたは全機能のトライアル中に利用してください。
  • read_vba_moduleは指定モジュールのコード全体をAIへ返します。コードに接続文字列・個人情報などがある場合は、読ませる前に対象を確認してください。
  • 検索・読み取りでマクロを実行したり、納品ブックを自動修正したりはしません。契約上の再利用可否も別途確認します。
  • 検索対象は登録したプロファイルのフォルダ・種別・除外設定・サブフォルダ設定に従います。読み取り失敗、走査中断、抽出不完全や結果上限があれば、0件でも『該当なし』とは結論づけません。
  • MCPの結果情報は接続先のAIクライアントへ渡ります。クラウドAIを使う場合は、そのサービスの送信・保存・学習利用の条件と所属組織のルールを確認してください。AIサービスの料金は別です。
  • OmniGrepが行うのは保存済みファイルの検索・読み取りです。AIの回答には誤りや解釈違いがあり得るため、判断は元資料と照合します。

通常検索はPC内で処理します。ライセンス認証の通信は別です。任意のAI連携では情報の送信範囲をMCPガイドでご確認ください。

よくある質問

関数名を忘れていても探せますか?
DictionaryやStrConvなど処理に含まれる固有語から候補を探せます。対象ブックが分かればモジュール一覧からコードを読む方法もあります。似た処理が見つかっても、今回の要件に合うかは確認が必要です。
どのAIクライアントを使えますか?
動作確認はClaude Desktopで行われています。OmniGrepはstdio方式のMCPサーバーです。ほかのクライアントではstdioへの対応や設定方法を確認してください。接続手順はMCPガイドに掲載しています。
MCP連携に追加料金はかかりますか?
OmniGrepのMCPサーバー機能自体に追加料金はありません。検索・読み取りの対象はアプリのライセンスモードに従います。クラウドAIなど接続先サービスの料金は別です。

最初の一歩

探したかった言葉を、
手元の資料で試してみる。

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